最近X(Twitter)でもプロモーションで流れてきてうれしいくらい好き
君は「悪役令嬢の中の人」を知っているか
おすすめしたすぎて思わず「誰?」すぎる見出しを書いてしまいました。
失礼いたしました。
めちゃおもろ漫画「悪役令嬢の中の人」。
正式名称は「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」。
よくある漫画版になってタイトルが長くなる、お察しの通り「なろう系」発コミックです。
あらすじ
ある時悪役令嬢レミリアの中に転生してしまった少女エミ。
エミは自身の最推しでもあるレミリアが幸せになって欲しいという気持ちから奮闘するが、ゲーム内ヒロインである「星の乙女」の登場によりレミリアはストーリー通りの断罪を迎えてしまう。
今までの努力が報われず、何よりレミリアを幸せにできないことにショックを受けるエミ。
「このままではレミリアが――……」。
失意の中思わず気を失ってしまったエミの代わりに現れたのは、長年エミが演じた「レミリア」の中に閉じ込められていた本物の“レミリア”だった。
この世に存在する誰よりもエミの努力を知り、誰よりもエミを愛したレミリアの復讐劇が今幕を開ける。
原作にばっちり合致した絵が最高
漫画:白梅ナズナ/原作:まきぶろ/キャラクターデザイン:紫 真依
https://comic.pixiv.net/works/7926
「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」第一話(後編)P.22より
表情が良すぎる~~~~~!!!!!!!!!!!!
何度でも言うけど絵がうますぎ。
キレイなものもそうでないものも全てが圧倒的に耽美なイラストで描かれていて最高。
それでいてきちんと漫画としても面白い作品なのでここ最近はいろんな人に触れ回り宣伝しまくっています(迷惑)。
わたしは待ちきれなくて原作のなろう小説を全部読みに行ってしまいましたが、漫画では情景の補完もわかりやすく世界に没入できるので漫画版がおすすめです。pixivコミックで連載中。
ただpixivコミックだと途中の公開が終了してしまっているのでピッコマとかの方が読みやすいかも……。
でもみんなどうせなら買おう。なぜなら最高の漫画だから。
現状ではまだ3巻までしか出ていません(ストーリーの進行的には全5巻くらいになりそうな雰囲気)ので追いやすいのもポイント。
もはや「愛」を超えた激エモ感情
漫画:白梅ナズナ/原作:まきぶろ/キャラクターデザイン:紫 真依
https://comic.pixiv.net/works/7926
「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」第一話(前編)P.24より
エミがレミリアを全力で愛する様子をエミの中からずっと見ていたレミリア。
エミにとってレミリアが何事にも代えがたい大切な存在であるのと同じように、いつしかレミリアにとってもエミは「全て」になっていた。
レミリアは「エミが作り上げたレミリア」をなぞるようにして行動し、多くの人々から賞賛を受けます。
でもあくまでもレミリアは世界を救いたい、平和にしたい、などと考えているわけではなく「エミがそう願っているから」という理由だけで「エミのレミリア」で居続けることを選択しています。
「だってエミならそうする」「エミだったらきっとここで助けるはず」……。
レミリアのために動き続けたエミと、エミのために動き続けるレミリア。
この想いが愛じゃなければ愛ってなんなんだ……。という気持ちと、唯一無二なこの感情を愛なんて一言で済まして良いのか……。という気持ちがないまぜになる。そういう漫画なんです、これ。
これは悪役令嬢が「復讐のため」ヒーローになる物語
漫画:白梅ナズナ/原作:まきぶろ/キャラクターデザイン:紫 真依
https://comic.pixiv.net/works/7926
「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」第四話(前編)P.30より
「悪役令嬢の中の人」はいわゆる少女漫画的なラブロマンス……とは違うけれども、一方で確かに愛の物語なんですよね……。
読んでいて感じるのは、レミリアは「ヒロイン」ではなく「ヒーロー」であるということ。
彼女は自らの力で「エミ」を救う、一人の英雄としてそこにいます。
コミックス3巻現在でそろそろ終わりが見えてきているのが寂しい……!
でも早く続きが読みたいのも確か。
何度でも繰り返しますが今ならまだまだ追い付けるので、ぜひ読んでみてください!!!
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